Staff voice vol.2

伊藤インストラクター
ITO instructor
プロフィール 小さい頃から沢山の動物と生活をしており、現在はヨークシャーテリアや里親となった猫達と暮らしている、勤続20年を超えるベテランスタッフ。
犬猫部門で生体管理や販売に従事した後、3店舗での部門チーフを経験。
その後、健康管理センターにて子犬子猫の検疫業務を行い、病気や体調管理について多くを学ぶ。 一方で社内しつけ方教室の立ち上げメンバーとなり、様々なしつけの勉強に明け暮れる。
2008年には所属団体D.I.N.G.Oのインストラクター及びドッグケアテイカーを取得。2010年よりペピカにてお客様向けの本格的なしつけ方教室を開始。
現在ではペピカで販売する子犬たちへ社会化を目指した「6ヶ月プログラム」を行いつつ、お客様向けしつけ方教室、トリミング慣れコース、スタッフ向けの社内セミナーなど多岐に渡り活躍している。
2018年度社内表彰「カウンセラーオブザイヤー」を獲得。
2020年CPDT-KAを取得。

Q前職からペット業界に転職した理由やきっかけなどがあれば教えてください。

伊藤:はい。自分の生涯に役に立つことを仕事にしたいと、前々から思っていました。
前職もその理由で就いたのですが、より自分の興味があることを仕事にしたかったので、いつもそばにいた動物との関わりが持てる仕事として、この職種を選びました。
具体的なきっかけとしては、前職を離れた休養期間中、友人とぺピカに来たときにたまたま求人募集が貼ってありまして。
それで、次に働くなら動物の仕事が良いんじゃないかと考えて応募しました。
小さいときから様々な動物と暮らしていて、犬が一度にたくさんいた時期があったり、熱帯魚を溺愛して水槽を何本も設置していたこともあったし、他にもハムスター、ラット、モモンガ、爬虫類、亀などを飼育したりと、ずっと身近に動物がいたことがとても大きかったです。

Q転職して良かった点は何かありますか?

伊藤:一番は自分の興味があることを、追求することが出来たことです。
前職では仕事を始めてからほとんど家にいなくて、家族や動物と過ごす時間が本当になかったので、その時間が取れるようになったこともすごく嬉しかったです。
それと、私は接客経験と動物知識が全然なくて、専門学校に通ったわけでもなかったので、入社して周りの仲間からたくさん教えてもらえたことにはとても感謝しています。


Qインストラクターを目指したきっかけがあれば教えて下さい。

伊藤:入社当時は知識がなかったぶん、会社で習ったり行われたりすることの全てがすごく目新しくて。
働き始めて割と間もない頃に、ペット業界の展示会に行かせてもらうことになったんです。
とても大きいものだったんですけど、その中のイベントとして、その頃はすごく走り的な感じだったと思うんですけど、「ほめて教える方法」というのを実践して見せてくれる所があって、そこで知りました。
その人のつてで勉強する方法を聞いて、そこから始めました。目指したきっかけはその人に会ったからですね。

Qインストラクターとして活躍する中で、嬉しかったことや思い出に残っていることはありますか?

伊藤:私のレッスンは飼い主様と一緒にトレーニングをするスタイルで、飼い主様が愛犬に教える、私はそのための方法などを伝える、というやり方をしています。
そうすると、人と犬が一緒に考えてやっているうちに、ワンちゃんがひらめく時があるんですね。
相手が自分に伝えようとしていること、求められている正解が分かった!っていうような瞬間があるんです。
そのひらめきが見えた時、飼い主様もそれを感じてくれたときは、いつも嬉しくて感動します。
スタッフに対しても、どんな些細なことでも、私が伝えたり一緒に練習したりしたことが、実際に愛犬との暮らしに役に立ったり、「順調だよ♪」なんて聞いたりすると、少しでも役に立てて良かったと嬉しくなります。


Q伊藤さんが目指すぺピカでのしつけの形や、ビジョンなどがありましたら教えてください。

伊藤:ぺピカの子犬達が新しい家族のもとに行った時、スムーズに生活に馴染めるように、お店にいる時から「苦手」が少なくなるような様々な練習をしていくことです。
これはもう始めていて「6ヶ月プログラム」って呼んでるんですけど、それをどんどん進めていきたいです。
ご家族とワンちゃんの両方が、幸せな生活を送れるように出来ればというふうに考えています。


Qこれからしつけインストラクターを目指して入社してくる人や、社内の仲間に伝えたいことはありますか?

伊藤:これは私自身が身をもってすごく実感したんですけど、インストラクターになるって資格を取得して終わりというわけじゃないんですよね。
そこから勉強を続けていくっていうことがとても大事なんだなって。勉強をやめたら止まっちゃいます。
ただ、これは一人じゃなかなかできないんです。勉強も挑戦も、周りの方に支えて頂きながらできる。
そうやって大好きな犬と一緒に、自分自身の成長を感じることができる、そういう職場です。
何かをやりたいと思ったときには、それが会社の流れにそんなに反していなければ、チャレンジできる環境がある、そういう素敵な会社なんです。
そういうわけで、社内の仲間に伝えたいことといえば、私は感謝しかありません。
いつも本当に理解と惜しみない協力を、本当に、本当にありがとうございます。
これからも犬たちを取り巻く環境は常に進化していくので、一緒に勉強して協力して、良い方向に進んでいけたらいいと思っていますので、よろしくお願いします。

Q一般の飼い主様に、メッセージをお願いします。

伊藤:しつけって色々なやり方があるんですよね。
強引に教えることもできるけれど、人間がしっかり学ぶことで、ワンちゃんが自ら進んで、喜んでやってくれる! そんなトレーニングを私が飼い主様に伝えられたら、きっとワンちゃんも飼い主様も幸せになれる♪そう考えています。
そのお手伝いが出来るように、私自身も日々勉強中なので、ワンちゃんとの関係性に悩んでいる、もっと仲良くなりたい!とお考えの飼い主様がいらっしゃいましたら、ぜひ私と一緒に学んでみませんか。

ワンちゃん達のトレーニング風景♪


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